梅雨が明け、この一週間は急に暑くなった。先日、名古屋は摂氏37度を超えた。昨日も今日も茹だるような暑さだ。今週の天気予報によれば週末に38度になるとか。こんなに暑くては、戸外に出られない。テレビでは連日「今日は危険な暑さになります。外出を避け、屋内でクーラーを付けて下さい」と言っている。
かと言って、朝から晩まで家にいる訳にはいかぬ。少しは外出して、身体を動かさないと、体がなまる。
そこで、三時頃に近くのイオンモールまで散歩に出かける。歩いて15分と掛からない。歩数にすれば恐らく1000歩ぐらいか。
ここで、電信棒が役に立つ。一歩外に出ると、暑くて、道を歩くときに、なるべく影を選んで歩く。家屋の影や木の陰を歩く。炎天下と大違いだ。しかし、全く影がない道路がある。影を探すと、あるある。電信棒の影だ。ないよりはマシである。
電信棒は長いほどよい。太いほうがいい。交差点まで来ると、信号待ちで炎天下に立つのは御免被りたい。近くの電信棒の影に立つのだ。ただし、早いもの順である。
一つの電信棒に、暑さを避難して立てるのは、せいぜい二人か三人までだ。
結論。電信棒を地中に埋めるように主張する者がいる。とんでもない。美観より健康だ。
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