樹木伐採反対
最近、以下のような文書を私が住んでいるマンションの管理組合に提出しました。
提供公園の樹木伐採の件
第42期第4回議事録によりますと、提供公園の樹木の伐採に関して、名古屋市士土木事務所と協議を行われているそうですが、私は伐採に反対です。
1.
残念ながら当マンションの緑が年々減少しております。もう20年ぐらい前ですか、2号棟の北側にあったプレイロットの樹木や植え込みが駐車場設置のため伐採されました。また数年前に2号棟南側に生えていた桜が何本も伐採されました。さらに最近、提供公園に生えていた樹齢60年はあるかと思われる巨木が二本か三本伐採されました。そのうえ、また樹木を伐採する計画があるとか。悲しいことです。
マンションに住んでいて心が安らぐのは緑豊かな樹木や花々です。マンションの樹々のお陰で、イオン前の大通りからマンション近くまで来ると汚れた空気の匂いが消え、樹々の匂いがしていましたが、それが消えていくのは残念なことです。
2.我らの子供たちが緑豊かな樹々に囲まれた公園で遊ぶことは子供たちの心を、眼には見えないけれど、間接的に癒します。緑のない公園で遊ぶ子供たちは可哀そうです。
3.また、マンションの価値も、周りに樹木があるのとないのとでは大いに違いが生じます。老朽化した当マンションを少しでも住みやすくするために樹木は大切です。荒地に立つ家より樹木に囲まれた家の方が住みやすいとは思われませんか。
4.
最近、菊住学区近辺の樹木が多く切られて、学区の緑が少なくなっていくことに哀しさを覚えます。山崎川護岸工事のため桜の老木が何本も伐採されました。自分の手足を切られたように感じました。イオンができてから、当マンション近辺で木が生えていた土地に建売住宅がいくつか建てられ、殺風景になりました。それなりに理由はあると思いますが、名古屋市は樹木の伐採を極力抑えるべきだと思っております。
5.
木を切るのは簡単です、しかし樹齢50年という木を育てるのには50年かかります。いったん切ったらそれでおしまいです。
6.
近隣にお住いの方から苦情があるのはわからない訳ではありません。その方たちにも樹木の大切さをご理解願わなければなりません。
問題は、落葉樹の始末です。これは町内会ならびに当マンション管理組合の役員の方々で、どのように落葉樹を清掃するか検討していただきたいと存じます。当マンションの清掃の担当の方に清掃していただくとか(それ相応の賃金を捻出しなければなりませんが)、町内会で輪番制にして清掃係を作るとか、子供会で「落ち葉拾いデー」を企画するとか、色々方法があると思います。伐採を前提にせず、伐採しないことを前提として検討していただきたいと存じます。私は後期高齢者ですが、及ばずながら、輪番制になれば落ち葉の清掃に参加させていただく覚悟です。
以上のことをご検討下さり、何とぞ公園の樹木はこれ以上切らなでいただきたいと思います。地球温暖化の警鐘が鳴らされている今日、10年後、20年後、50年後のことをお考え下さいますようお願い申し上げます。
以上
Against Cutting Trees
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